
パリ6区☆Maison Verotのパテとリエット
10年ほど前にパリでたまたまイタリア食材展なるものに行った際、適当に買ったシチリア産の豚肉のリエットが目が飛び出る美味しさでした。
特に高価でもなく瓶詰めで買ったものだったので、その後もデパートなどで簡単に買えるものと思いメーカー等をメモしませんでした。
(ブログもやってなかったし〜)
それ以来、あのリエットを超える美味しいものはないかと時々パリのシャルキュトリを覗いてはトライしています。
看板が可愛いパリ6区にある“ Maison Verot”(メゾン・ヴェロ)へ。
最近つくづく思うのが、やはりこの手のパテ・クルート、テリーヌ、リエットなどはフランスに勝る国はないんじゃないかと♡
(↑Maion Verot オフィシャルサイトより)
どれも美味しく、それが食卓に1枚&ワイン1杯だけでもなんだかとても贅沢にちゃんと食事した気持ちになれるというか。
という訳で、お店の方がニューレシピだと教えてくれた鴨肉のパテ・アン・クルート(パテ・クルート)を買ってみました。
ゴロゴロと歯ごたえのあるモモ肉がたっぷり詰まっていて食べ応えあり。
最初にお店の人が「このくらいでいいですか?」とスライスの厚さを見せてくれた時は「薄いな〜、物足りないかも…」と思ったけれど、コレで十分でした。
これにサラダをモリッと添えただけで満足な前菜完成。
ただ我が家が薄味志向なこともあって、このパテ・アン・クルートは塩味がちょっとキツく感じました。
でもそんなしっかり味のパテにフランス南西部、ガイヤックのビオ・ワインでDomaine Plageolesの“ Le Duras”はよく合いました。
と、思わず買ってきたパテから先にいただいてしまったのですが、本来の目的は美味しい豚肉のリエット探しだったはず。
こちらも計り売りなので毎回適当です。
基本的になリエットの作り方は、豚バラ肉や肩肉をみじん切りにして強めに塩を振り、肉と脂を合わせてほぐれるまで弱火でゆっくりと煮てから潰してペースト状になるまで冷やし、表面をラードで覆って熟成させて完成(らしい)。
もっとたっぷり載っけたいところですが、ハイカロリーなリエットなのでちょっとセーブ。
お店によって脂加減も違って味わいが異なるので、そんなに好きなら自分で作れるようになればいいんだろうな〜と思う今日この頃、この夏はリエット作りに挑戦してみようかと。
ところで最近、他にもパテの美味しいお店に出会ったのでそちらもご紹介がてら追々ブログにアップしていきたいと思っております。
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